第8回 神流マウンテンラン&ウォーク
2016年 11月 16日
4年ぶりに神流のレースに参加しました。
スーパーペアクラス、51.6km。このレースの勝敗は、40kmの持倉の関門を越えれるかどうかです。
【参加記録】
2010年 ロング(40km) 完走(年代別3位)
2011年 スーパーロングペア(50km) 完走、ブルーラビッツ結成♪、ペア初レースでした。
2012年 スーパーロングペア(50km) ← DNF(40km地点)
前年度に完走していることに緩みが生じ・・・なんと関門1分間に間に合わないという痛恨のミス。
笑い話にもならないくらい、ダメージがひどくしばらくペア活動を休止。
ロゲに参戦したり、ビィル会は常にね。
そして今年、4年ぶりに神流へ♪
2016年 スーパーロングペア(51.6km) 再挑戦、ブルーラビッツの結果はいかに・・・。
6:00 夜明けとともに緩やかにスタート。
前夜祭でも骨酒を堪能、すっかりレースモードではないのですが、
走りだすとマジモード全開♪。
ペアは前後10m以上離れてはいけない規則ですが、
ブルーラビッツは個性ペア。
ほとんど前後にいることはありません。
自由気ままなですが、チームワークは超ばっちりなのです。
群馬県で最も過疎化、老年化している神流町。
鏑木さんが町興しで始めたこのレース、町の方々が楽しみにしているそうです。
そして、町の方々がとても鏑木さんに感謝しているのがとても印象的でした。
家のまえで応援しくださる、おじいちゃん、おばあちゃん。
ハイタッチをしてくれるちびっこ達。
すごくうれしくなっちゃう♪。
山と林道を出たり入ったり。最高の景色~♪。
神流の山々は1400mくらいなので富士山はチラッと端が見えるくらい。
カブさんのメッセージ、大笑い。
前に参加したセミナーで、「自分のステップに酔う」と話されていました。
途中、お会いしたワラーチのペアボーイズ。。
歌いながら楽しんでいる♪。
山頂につくと気持ちよさそう「やっほ~♪」。
「やっほ~♪」と私が小声でね。
「この山はノリがいいな」ですって。
ナイス!。
言葉遊びができるかどうかはとても重要よね。
相方が疲れてきたみたい。
大丈夫かな・・・。無理は禁物。
私が待ってると、「ごめんね」と。
ごめんね・・・なんてないからね。
誘導の方に
「ペアの方と大分離れてます?」
「すぐうしろにいまーす」
そういえば、前回も他の選手に
「ペアのかた後ろで転んで倒れてますよ」
と教えてもらったことも。
その後、相方はスイッチが入り激走モードになりました。
私も相方もマイペース♪。
相方は、昨年、体調を崩し入院。
元気になってくれて本当にうれしい。
体力落ちたと話しているけど、バイクもスイムもばっちり。
さすが、トライアスリート♪。
今年は、元気になった相方とどうしても完走したいと思って
「久しぶりにエントリしようよ♪」と話したら0関門突破してくれたのです。
持倉までのヘアピンカーブの下りが約2.7km。
時折立ち止まるけど・・・、
ここで待っていても意味がないから
登山口まで降りて待つことに先を進みます。
途中、30Kパラアスリートに出走して下さったFさんにも道を譲っていただきました。
ありがとうございます。
下山口で待つ事数分、相方が降りてきた。
残り、約5分。
ここから関門まで上り約700m・・・走り続ける。
残り3分・・・、無理かもしれない。
いや、相方は必ずクリアする。
もう、時計は見ない。
持倉に着くと、ワラーチボーイズが待っていてくれました。
「もう一人は?」
「うしろ・・。」
見えない相方に叫ぶ。
「Y子ちゃん、あと2分、ダッシュ!」
ワラーチボーイズもエイドの方々がみんなで、
「Y子ちゃん、急いで、」と大声で応援してくれる。
相方が見えた♪。
関門、1分30秒前に到着。
ここからは、素敵な紅葉が迎えてくれました。
残り10km、2時間半で進めばOK。
相方、途中、手が震えて涙がでてきたと。
本当によく、頑張ってくれました。
ここからは、本来のペアのあり方、二人で進むことに。
やっほっ~♪。
走れるトレイルが神流の特徴。
ゴール手前、約600m、
すでにゴールしたワラーチボーイズのお二人が迎えに来てくれました。
わぁ~、びっくりです。
うれしい~♪。
彼らに誘導されて無事にフィニッシュしました。
ブルーラビッツ、復活しました♪。
帰りのバスは、二人で宴会。
ビール数本、ワイン1本。
ペアレースは、一人で走るよりはるかに難しいですが、
喜びは300倍です。
5年ぶりに二人で完走できた事、本当に私の大きな宝になりました。
相方、いつもいつもありがと。
次はどこで珍道中する?
一期一会。
レースを楽しくしてくれた、ワラーチボーイズのお二人に感謝。
また、どこかの山でお会いするのを楽しみにしてますね。
神流町のみなさま、鏑木さん、ボランティア・お会いした皆様、
楽しい時間をありがとうございました。
今回のレースは、私に様々な事を気づかせてくれました。
企業がスポンサーにつき、贅沢な参加賞や儲かるレースが大半以上占める昨今。
主催者は選手を選び、参加者もレースを選びます。
レースが増え過剰人気のレースと未定員になるレース。
どんなレースに出るかは個人の自由、
もちろん、私も華やかなレースにでます。
同時に、町の活性化に繋がるようなレースを応援したいとあらためて思っています。
ブルーラビッツの珍道中?もといご活躍をこれからも応援しています!
ありがとうございます。
ブルーラビッツ、オチャラけてますがいつも真剣。でも、飲むのが大好きなのです。
きっと、80歳になっても二人でワイワイレースに出ているとおもいます。